バーテンダーは、バーやホテルのラウンジなどでカクテルやウイスキーを提供する職業です。お酒の知識や技術だけでなく、接客スキルも重要になります。
主な業務は、カクテルの調合やお客様の好みに合わせたドリンクの提供です。クラシックカクテルからオリジナルカクテルの創作まで幅広く対応し、見た目の美しさや味のバランスを考えながら作ります。また、ワインやウイスキー、ビールの知識も必要です。
接客面では、お客様との会話を楽しみながら、心地よい空間を作ることが求められます。
常連客との関係を築いたり、お酒の提案をしたりすることで、お店の雰囲気を向上させます。
バーテンダーは、お酒を通じて人々を楽しませる魅力的な仕事であり、創造性と接客スキルが活かせる職業です。

海外旅行へ行った際に泊まったホテルで受けたサービスに感動し、自分も日本に来てくれる外国人観光客に思い出に残るようなサービスができるホテルスタッフになりたいと思ったことがきっかけでした。大阪外語専門学校では在学中から国際級ホテルへのアルバイト・インターンシップを経験することができるプログラムがあります。自分もそのプログラムの中、数あるホテルの中で外国人観光客が多数利用する国際級ホテルでアルバイトすることで、よりお客様と身近に接して働きたいと感じ、国際級ホテルで料飲部門への就職を目指すことにしました。

現在は夢だった国際級ホテルのBARでバーテンダーとして勤めています。ご利用されるお客様の職種や目的、求めていることは様々。そんなお客様一人ひとりに特別な体験を提供できることは一番のやりがいです。自分が作ったカクテルを楽しんでもらい、笑顔や感謝の言葉をもらえる瞬間は大きな喜びを感じますし、創造性を活かしてオリジナルカクテルを作る楽しさもあり、技術や知識を磨き続けることができます。また、はじめてのお客様から「また来ますね」と言っていただいたり、常連客との信頼関係ができたりと、人とのつながりが広がるのも魅力です。接客と技術の両面で成長できる奥深い職業だと思います。

昨今、外国人観光客がとても多く、仕事で外国語が必要に感じることも増えました。ホテルという海外からのお客様が多い職場で働く中で、特に中国語の重要性を強く感じました。中国からの観光客やビジネス客が増えており、簡単な挨拶や注文対応ができるだけで、コミュニケーションが円滑になります。言葉が通じることで、お客様に安心感を与え、より良いサービスを提供できるのも魅力です。また、文化や習慣を理解することで、細やかな気配りができるようになり、リピーターの獲得にもつながります。様々なお客様へのおもてなしを実現するため積極的に中国語を学び、接客の質を向上させたいと感じています。

社会人として重要なことは、自分の言動や仕事に対してきちんと結果を出し、周囲に迷惑をかけないよう行動することだと思います。任された仕事は最後までやり抜く姿勢が求められ、失敗したときも言い訳をせず、反省し次に活かす姿勢が大切になります。また、時間や約束を守ること、人との信頼関係を大切にすることも社会人の責任の一部です。自分一人の行動が会社全体やチームに影響を与えるという自覚を持ち、常に誠実に対応することがなによりも大事だと実感しています。

ホテルの仕事は堅苦しいイメージがありますが、実際はお客様との交流を楽しめる温かい職場です。確かに礼儀やマナーは大切ですが、それは心地よいサービスを提供するためのものです。型にはまった対応だけでなく、お客様に寄り添い、リラックスできる雰囲気を作ることも求められます。また、スタッフ同士のチームワークも大切で、和気あいあいとした雰囲気の中で働ける場面も多いです。笑顔でおもてなしをすることで、やりがいを感じながら働ける魅力的な仕事です。大阪外語専門学校のように、在学中から実際のホテルでアルバイトやインターンシップを経験することができれば自分に合ったホテルや職種も見つけることができると思います。