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取材協力 大阪リハビリテーション専門学校
病院のリハビリテーション部で理学療法士として働いています。現在は主に整形外科の患者様を担当し、術後の急性期から退院後の外来まで継続して支援することもあります。三次救急の病院のため、交通事故などの急性外傷の患者様も多く、日々学ぶことが多い環境です。わからないことがあれば、専門学校時代の授業で使用していた資料を見返すこともあります。一日の流れとしては、まず患者様の体調を確認し、リハビリ計画を立てます。リハビリ中は動作や運動をサポートしながら、進捗状況を確認します。また、年間を通じた業務として、患者様の回復を長期間にわたり支援するため、一人ひとりに合わせた計画を立て、定期的なフォローアップを行うことも重要です。患者様の回復に寄り添いながら、理学療法士として成長し続けていきたいと思っています。
ラグビー部でプレーしていたときは多くのけがに悩まされましたが、それでも常に良好な状態で練習や試合に臨むことができたのは、理学療法士の方のサポートのおかげです。担当の理学療法士の方は親身になって治療やリハビリを行ってくださり、少しずつ回復していく実感を持てたことで、自分のプレーに自信を取り戻すことができました。その存在は、選手生活を続ける上で大きな支えとなりました。この経験を通じて、私も理学療法士としてアスリートを支えたい、けがや不調で悩んでいる人たちの力になりたいと強く感じ、この道を選びました。自分が受けた温かいサポートを今度は自分が提供できることに、大きなやりがいを感じています。患者様が前向きに回復していく姿を見ると、この仕事を選んで本当に良かったと心から思います。これからも、一人ひとりに寄り添いながら、最善のサポートを提供していきたいです。
私の職場では、未就学児を対象とした発達支援の事業所で集団療育と個別療育を行っています。お子さまの苦手なところを練習するだけではなく、お子さまの特徴、苦手になっている原因を細分化し、考えながら療育を行なっています。その中でお子さまが何かをできた時の笑顔やすいてもらえた時。また、保護者さんからのおことばがとても嬉しいです。しかしその反面、お子さんが成長していることは嬉しいですが、お子さんご自身の学習を促進できたのか、成長なのかを見極めるのが難しく、その客観的な評価と結果の結びつけが難しいです。私たちは現場に立つと、患者様の大切な時間をいただきます。人生の中の、一年の中の、1日の中のたった1時間や数十分かもしれません。その大切な時間にしっかり結果の出せるように目の前の患者様・対象者様がよりよくなるためにはどうすればいいか考え続け、成長し続ける理学療法士を日ごろから心がけ働いています。
理学療法士として働く中で、私はこの仕事が医療専門職の中でも特に患者様と密接に関わる職種だと感じています。リハビリは、患者様にとって身体的にも精神的にも大きな負担があり、すぐに成果が出ないこともあります。そのため、焦らず長期的な視点で支え続ける姿勢が大切です。特に、運動機能の回復には継続した努力が必要であり、患者様とともに目標を設定し、一歩ずつ前進することが重要だと考えています。患者様の人生の貴重な時間を任せてもらえる仕事であるからこそ、責任は大きく、医療従事者としての自覚や学び続ける姿勢が求められます。日々の業務の中で、わからないことがあれば、専門学校の授業で使用していた資料を見返しながら知識を深めています。この仕事を一言で表すなら、「患者様の未来を支えること」。患者様一人ひとりに寄り添い、運動機能の回復をサポートしながら、回復への道をともに歩むことにやりがいを感じています。これからも成長を続け、より良い理学療法を提供できるよう努めていきたいと思います。
理学療法士として社会人になるとき、どんなときでも患者様に真摯に向き合い、何よりも患者様の思いを大切にしようと心掛けました。理学療法は、運動機能の回復や歩行訓練を中心に、患者様が日常生活を取り戻せるようサポートする仕事です。基本的にマンツーマンで行うことが多く、患者様一人ひとりの身体機能の回復に直接関わるため、命や生活に大きな影響を与える責任のある職種です。また、作業療法士や言語聴覚士と連携し、チーム医療の一員として関わることも重要です。さらに、患者様の運動機能の回復をサポートするだけでなく、ナースやドクターと連携し、適切なリハビリ計画を立てることも理学療法士の役割の一つです。患者様と向き合い続ける中で、少しずつ歩けるようになったり、痛みが軽減したりする姿を見ると、この仕事のやりがいを実感するとともに、大きな責任を担っていることを改めて感じます。これからも患者様の生活の質を向上させるために、誠実に向き合い、成長し続けていきたいと思います。
理学療法士として働く中で、同じ疾患の患者様や対象者様と関わることは多くあります。しかし、疾患が同じであったとしても、一人ひとりの生活背景や個性は異なり、全く同じケースの患者様や対象者様は存在しません。そのため、常に学び続けることが必要不可欠です。知識や技術を一つ一つ積み重ねることで、より良い治療や支援を提供できるようになり、患者様・対象者様の助けになると信じています。一方で、学生生活では臨床現場よりも学校での学びが中心となります。特に勉強に追われる日々の中で、目標を見失ってしまうこともあるかもしれません。しかし、理学療法士を目指した初心を忘れず、自分がなぜこの道を選んだのかを常に意識しながら努力を続けてほしいと思います。その積み重ねが、将来の患者様・対象者様にとって大きな支えとなるはずです。焦らず一歩一歩頑張ってください!