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職業分野

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取材協力 大原学園

公務員の主な職種

消防官
消防官は、市民のいのちを守るために活動します。火災現場での消火活動や、自然災害・事故現場での救助活動などを行います。
警察官
警察官は、社会の安全を守るため、事件の捜査や事故の対応を行います。交番勤務や刑事、白バイ隊など様々な場面で活躍します。
海上保安官
海上保安官は、海の安全を守るのが仕事です。領海警備や海難救助のほか、巡視船の運航部門・整備部門や、陸上勤務の業務もあります。
地方公務員事務系
都道府県や市町村などで、くらしに関わる行政サービスを行います。税務・福祉・公共施設の運営管理など内容は多岐にわたります。
国家公務員事務系
中央省庁や国の機関で働きます。政策の企画・立案や、法令の整備、年金・健康保険といった行政サービスの提供などを行います。

消防官

『仕事の内容・一日の仕事・年間の仕事』

消防官の仕事には・・・
1.火災発生時の消火活動・救助活動
2.急病人・けが人の救急搬送
3.火災の原因調査や再発防止策の提案
4.防火設備の点検や防火指導
5.装備の手入れ・車両の整備や、体力・技術向上のための訓練
6.報告書の作成やデータの管理など、事務的な業務
・・・など、いろいろな業務があります。
この他、119の通報を受ける指令センター業務や、消防官の研修・育成、広報活動・採用活動といった本部業務に携わる人もいます。

『仕事を選んだきっかけ』

「小さい頃から消防車や救急車が好きで、憧れていた」
「体力や運動能力に自信があったので、それを活かせる仕事を選んだ」
「人の役に立ちたい・人を助けたいという思いが強く、やりがいがあると思った」
・・・など、消防官の仕事を目指すきっかけは人によってさまざまです。
その中でも、
「家族が救急車のお世話になったことがあり、救急隊員の活動を間近で見て、自分も目指そうと思った」
「火災現場に居合わせた時に、消防官の姿を見て、なりたいと思った」
などのように、実際の出動現場を見たことをきっかけに、この仕事を目指す人も多くいます。

『やりがい・つらさ、日頃心掛けていること』

「自分の手で、人を救うことができる」
「市民の方から感謝される仕事である」
「『ありがとう』や『がんばって』と周りの人から声をかけてもらえる」
「日頃の訓練の成果を現場で発揮することで、自分の成長を感じられる」
など、たくさんのやりがいを感じられる仕事です。
救助が間に合わない場合など、生命に直結する厳しさ・つらさもありますが、
一人でも多くの生命を救えるよう、自分自身の体力・技術の向上や、仲間とのチームワーク・コミュニケーションを大切にすることを心掛けています。

『仕事を通して学んだこと』

仕事を通して身につく技術・知識として、「消火・救助・応急処置などの技術」「消防法・関連法規・危険物取扱の知識」など、多くのことを学んでいます。
また、日頃の努力が現場での活動に直結するという意味で、「努力の大切さ」、
人の生命に直接関わる仕事であるため「情報のやりとりを正確に行う」「時間やルールを守る」「装備・備品などの手入れ・整理整頓」など、当たり前の物事がどれだけ重要かということも日々学んでいます。

『社会人になるとき思ったこと』

自分が決めた「消防官になる」という夢を叶えたことで、自信を持って社会に出ることができました。
それまでの公務員試験勉強や面接練習などの努力が実を結び、「目標に向かって頑張り続けると、夢は実現するのだ」と実感しました。
その一方で、立派な社会人となり、人を助ける消防官になることへの責任の大きさを感じました。
今後も努力を続け、自分にできることをひとつずつ増やして、多くの命を救いたいと思っています。

『高校生へのアドバイス』

自分が目指す夢を絶対にあきらめないことが大切です。
地道に努力すれば、きっと夢を叶えることができます。
就職や進学では、「全員がライバル」とよく言われると思いますが、自分自身の甘い考えが実は一番の敵になると思います。
同じ夢を目指す仲間と一緒に頑張って、自信をつけると、試験会場や面接官の前でも平常心で実力を発揮できるようになります。
努力を続ければ夢は絶対叶いますよ!ファイト!

公務員が学べる学校