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職業分野

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取材協力 大阪バイオメディカル専門学校

医療事務系の主な職種

医療事務
窓口受付や電話の対応、医療費の計算や会計処理などを担当し、病院の「顔」ともいえる重要なポジションです
医療秘書・医師事務作業補助者
診察時の事務作業を担当し、診療予定表の作成やお医者様の出張手配など秘書的な業務を担当するポジションで、ドクターズクラークとも呼ばれています。
クラーク
病棟において患者様のデータ管理や入退院の事務処理、他セクションとの連携など事務業務を担当するポジションです
調剤事務
調剤薬局での処方箋の受付や保険証の確認、投薬の情報入力などの事務を担当するポジションです。
介護事務
介護施設などに所属する介護保険と介護関連の事務の専門家で、介護報酬明細書の作成や各種手続きも行います。

医療事務

『仕事の内容・一日の仕事・年間の仕事』

私の勤務先は総合病院で、医療事務スタッフが携わる業務としては、「レセプト(保険者に請求する診療報酬明細書)の作成とチェック」「電話対応と担当部門への振り分け」「会計」「受付窓口対応」の4つがあり、スタッフの中でこの4つを毎日ローテーションしながら担当しています。その日の役割分担がはっきりしていて、電話対応だけを行っている日もあれば、受付窓口の対応をし続ける日もある、という毎日です。
クリニックなどに就職した友だちのところでは、受付・電話対応をしながら空いた時間にレセプト作成をする、というようにひとりで複数同時に対応する場合もあります。

『仕事を選んだきっかけ』

高校生の頃、進路を考えたとき、専門学校に行こうとは思ったのですが、実は分野は特に考えていませんでした。医療事務を選んだのは、母が長く続けられる仕事として勧めてくれたからなんです。高校までは、パソコンも苦手どころか嫌いでしたので、母校に入学したばかりの頃はちょっと苦労しました。最初はほんとに意味がわからないことが多くて。でも、周りの友人がみんな一生懸命にがんばっていて、その姿に後押しされて私もがんばれました。先生方も親切に教えてくださったので、資格もたくさん取得できました。今では電子カルテを入力することを仕事にまでできているんですから、母にも友人にも先生方にも感謝しています。

『やりがい・つらさ、日頃心掛けていること』 

受付や電話対応をしていると、中にはちょっと即答するのが難しい相談を受けることもあります。困ったときは上司や先輩に相談して対応するのですが、うまく対応できて、笑顔で感謝して頂けたときにはやりがいを感じます。たくさん経験を積んでおられる先輩方は、いつも良い対応案を出してくれるので本当にありがたいです。また、レセプトや会計では、できたものを一旦先輩にチェックして頂きます。最初の頃はかなり直しがたくさんあったのですが、最近はだんだん慣れてきて、褒めて頂けることも増えてきたので、成長を実感しています。

『社会人になるとき思ったこと』

高校生の頃は人見知りな性格だったのですが、専門学校に入学してからは、友人とも先生とも話せるようになり、みんなの前に立つようにもなりました。最初のきっかけは、友人に誘われてクラス委員を引き受けたことです。委員になってみると、例えば学園祭の模擬店で何を作るかとか、自分で考えたことや、やってみたいことを実現していけることに気付いて楽しさを知りました。そして、イベントの準備などで周りの友人や先輩、先生など、いろんな人と話すことで、様々な世界が見えてきました。その経験は職場の先輩方とのコミュニケーションにもとても役立っていて、すぐに打ち解けて仲良くなり、いろいろと助言も頂いて、とても励みになっています。

『高校生へのアドバイス』

医療事務が学べる専門学校の魅力は先生が優しすぎることです!ボロカスやっても「もう!」って温かく注意されるだけですんでたり、勉強も資格も就職も、親身になって相談に乗って下さったり。就職活動で履歴書の相談に行ったときも、夏休み期間中だったにもかかわらず、3時間も一緒に考えて頂きました。思っていることを文章にするのって結構難しいですよね。私がどんなふうに考えているのかをじっくり聞いて、伝えたいことを言葉にまとめる助けをして頂いたのは本当にありがたかったです。就職活動の面接にも自信をもってチャレンジすることができました。
どんなに難しい勉強も仕事も、『自分なりの面白さ』を見つけ出して興味を持って取り組むとどんどん楽しくなりますよ!

在校生の声

医療事務系が学べる学校